2013年3月23日土曜日

名古屋渋ビル手帖 創刊準備号 配布終了

昨年10月に第2刷を発行した「名古屋渋ビル手帖 創刊準備号」ですが、おかげさまで在庫がなくなり、配布を終了することになりました。
お問い合わせくださったみなさま、ありがとうございました。

思いがけずたくさんの反響をいただき嬉しいかぎりです。
ただいま創刊号を発行すべく、ぼちぼち&ゆるゆると活動している次第です。
活版印刷で名刺まで作ってしまう張り切りよう!



どうぞ気長に応援していただけたら幸いです。


名古屋渋ビル研究会 寺嶋梨里+謡口志保

2013年3月21日木曜日

渋ビルの建て書き

渋ビルを観察していると、ビルの造形だけでなく、ビルの入り口に取り付けられたサインも気になってきます。


良いビルには良いサイン。


建設当時に流行していたであろう書体があしらわれていることもあり、レトロな雰囲気を醸し出すのに一役買っています。


「ル」がくっつき気味。

黄金に輝く力士のような力強い書体。

ゴシックと明朝の中間のような、やや右肩上がりのスレンダーでハイセンスな書体。「ビ」がハネてる。

こちらも「ビ」がハネてる。流行だったんでしょうか。

細い直線のみで構成されていて、そこはかとなくキュビズム的。

究極にレトロカワイイです。



ちょっと傾いていたり、ずれていたり、
そんなところも味があって愛おしいです。


このビルのサイン部分を「建て書き」と名付けて愛でている専門家(?)もいます。
これからも注意深く観察していこうと思います。


(り)